キャンプが好きだ

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雑談

キャンプが好きだ

森の中に入った瞬間、「帰ってきた」と思う

それは小学生の時に学童で行ったキャンプ思い出すからかもしれない

森の木々の匂い、早朝の雨に濡れた匂い、薪が燃える匂い、頬を撫でる風の匂い

不思議と肩の力が抜けて、頭の中が静かになる

普段の私の脳は、騒がしいほど色んな思考で溢れている

頭の中でも他人の視線から逃げられない

それが森の中にいると不思議と静かになる

心がフラットになると言う人がいて、本当にそうだと思う

体や頭に溜まった荷物を下ろしに、みんなキャンプに行くんだと思った

で、純粋に冒険を楽しむ

雨や風に、もしくはテントの構造自体に悪戦苦闘しながらテントを建てることは達成感があるし

緑の中で食べる食事は、何を食べても美味しい

天井のない空もしくは緑一色の空に、ビールを掲げて「最高!!」と心の中で大声で喜ぶ

こんな話をしているとまた行きたくなってきた

実は準備している時も楽しい

自分のお気に入りを厳選して、野遊びの準備を妄想する

今回の食事はこうしよう、明かりはこれにしようと準備してるだけでワクワクが止まらなくなる

私はソロキャンばっかりしているので、失敗も成功も独り占めだ

最初に苦戦したテントも、回を重ねると建てることが苦でもなくなる

料理のための手間もドンドン減っていき、ぼんやりする時間や一人でくつろぐ時間が増える

鳥の声が聞こえて、周囲のキャンパーの薪を割る音が響き、焚き火の匂いがする

その空間が堪らないほど好きだと思った

またあの遊び場に帰ろう、また行こうと思う

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