『高校生のわたしが精神科病院に入り 自分のなかの神様とさよならするまで』という本を読みました
可愛らしいタッチで、わかりやすく拒食症の人間の心理を描いていて大変面白かったです
拒食症の漫画を読んだので調べてみた
拒食症の人の心理とは?
普通は平均的な身長の人間が30kg代まで、ダイエットだと言って食事をしないことなんてないだろう
人間にとって本能とも言える「食欲」を何故に自ら封じてしまうのか?
物語に出てくる神様は、主人公に無理とも言える要求をする
毎日決まった所を触ったり、食事についてのルールだったり
最初はよくある「ダイエットをしよう」「体重減ったラッキー!」ぐらいの気持ちだったと思う
結局、○○が出来ていないと人に認められないと強く思い込んでる人が、過食嘔吐するまでのめり込んでしまうと思う
体重が増えるのを極端に恐れ、反動で暴飲暴食してしまう
物語でもあるように拒食症を続けている人は、自分が命に関わるほど栄養状態が悪いことを自覚していないことが多々ある
身体症状
低血圧、徐脈、低体温、無月経、便秘、皮膚の乾燥、低K・Na血症による心機能の異常、脳の萎縮など
本人の自覚・病識がなく治療が困難な上
拒食症の死亡率は、精神疾患でも高く6〜20%
最悪では衰弱死、不整脈、感染症、自殺などにより死に至る
精神症状
栄養状態が足りていなので、必然的に抑うつ
不安、強迫性症状など
本の感想
特に思春期の女性が、拒食症に陥りやすいと聞く
物語の中で
「なんで食べないんだ!?」と色んな人たちがいう
でも本人も止められないから病気にまでなってしまう
それを周囲も「ただ食べないだけ」と思い怒る
本人も自覚してないから、まさか命の危険が迫っているなんて思っていない
この漫画を見ることで救われる人がいると思う
今も「私は病気じゃない」と言いながら、ガリガリの姿で、過食嘔吐を繰り返す人間が、もしかしたらた多くいるのではないかと思う
興味のある方は、本当に読んでほしいと思える漫画だと思うし、悩んでる人にも読んで欲しいと思いました
でわでわ
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